ラピスラズリ/Lapis Lazuli
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宝石名 ラピスラズリ
基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 鉱物名 | ラピスラズリ |
| 英名 | Lapis Lazuli |
| 化学組成 | ラズライト、パイライト、カルサイトなど複数の鉱物からなる岩石 |
| 結晶系 | 岩石 |
| モース硬度 | 5.5 |
| 比重 | 2.7〜2.9 |
| 屈折率 | 約1.50 |
| 複屈折率 | ― |
| 光学性 | 等方性 |
| 光沢 | 鈍いガラス光沢〜樹脂光沢 |
| 劈開 | ― |
| 断口 | 不規則 |
| 多色性 | ― |
| 主な産地 | アフガニスタン、チリ、ロシア |
| 一般的な処理 | |
| 誕生石 |
特徴
ラピスラズリは、深い群青色に金色のパイライトが星のように散りばめられた、美しい天然石です。宝石名として広く知られていますが、実際にはラズライトを主成分とし、カルサイトやパイライトなど複数の鉱物から成る岩石です。
その歴史は非常に古く、紀元前7000年頃にはすでに装飾品として用いられていたとされています。主な産地であるアフガニスタン・バダフシャーン地方の鉱山は、世界最古級の宝石鉱山の一つとして知られています。
古代エジプトでは、ラピスラズリは神聖な石とされ、王族や神官の装飾品、護符、ツタンカーメン王の黄金のマスクにも用いられました。
また、粉末にしたものはウルトラマリン(中世からルネサンス期にかけて最高級とされた青色颜料)の原料となりました。フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』や、ミケランジェロの『最後の審判』などにも使用され、その希少性から当時は金以上の価値を持つこともありました。
ラピスラズリは古くから真理・叡智・神聖性を象徴する石と考えられ、多くの文明で「天」を表す色として尊ばれてきました。古代メソポタミアでは神々の石とされ、仏教では七宝の一つである琉璃として、人々の信仰や文化の中に受け継がれています。
ミケランジェロ「最後の審判」
ツタンカーメンの黄金のマスク。
色彩と印象
ラピスラズリの深い青は、広大な夜空や宇宙を思わせる色です。
また、散りばめられた金色のパイライトは夜空に輝く星のようにも見え、古くから人々はこの石に神聖さや叡智を見出してきました。
青は冷静さや知性、そして創造性を象徴する一方で、ラピスラズリの群青色は、物事の表面ではなく本質へと意識を向けさせるような深みを感じさせます。
その青は、答えを与える色ではなく、問いを深める色です。
考察
迷いの中で答えを探すとき、自分自身と静かに向き合い、本来進むべき道を見つめ直したいときに、その深い青は心を落ち着かせ、視野を広げてくれるような印象を与えます。
外側へ向かうより内側へ深く深く掘り下げていくような働きをする石。
古代の人が神聖なものとして、そしてそこに叡智を見出したことも、この石を見つめていると理解できる気がします。
叡智とは、知識を積み重ねることではなく、大いなる真理とつながることなのかもしれません。
ラピスラズリは、その道筋を静かに照らしてくれる石。
宇宙の真理。あなた自身の真理。
そのどちらを探究するときにも、良き伴走者となってくれるでしょう。
お見立てで現れる人物像
- 真理や本質を探究したい方
- 内側へ深く掘り下げ、自分自身と向き合いたい方
- 迷いの中で静かに道を見つめ直したい方
- 叡智や高次元のものとつながりたい方
- 知識ではなく真理で物事を捕えたい方
- 心を落ち着かせ、視野を広げたい方