ラピスラズリ/Lapis Lazuli

ラピスラズリ/Lapis Lazuli

宝石名 ラピスラズリ


 

基本データ

項目 内容
鉱物名 ラピスラズリ
英名 Lapis Lazuli
化学組成 ラズライト、パイライト、カルサイトなど複数の鉱物からなる岩石
結晶系 岩石(集合体)
モース硬度 5.5
比重 2.7〜2.9
屈折率 約1.50
光学性 等方性
光沢 強いガラス光沢〜樹脂光沢
断口 不規則
主な産地 アフガニスタン、チリ、ロシア

 

特徴

ラピスラズリは、深い群青色に金色のパイライトが星のように散りばめられた、美しい天然石です。その歴史は非常に古く、紀元前7000年頃にはすでに装飾品として用いられていたとされています。

単一の鉱物ではなく、ラズライト(青色の源)、パイライト(金色の輝き)、カルサイト(白色の脈)などが一体となった岩石です。そのため一つとして同じ顔の石は存在せず、パイライトの分布や色の濃淡によって一つひとつ表情が異なります。

ルネサンス期の画家たちはラピスラズリを粉末にした「ウルトラマリン」という青色顔料を使用していました。ミケランジェロの「最後の審判」の青も、ツタンカーメンの黄金のマスクに嵌め込まれた青も、この石から生まれた色です。

ミケランジェロ 最後の審判
ミケランジェロ「最後の審判」(ウルトラマリンの青を使用)
ツタンカーメンの黄金のマスク
ツタンカーメンの黄金のマスクに嵌め込まれたラピスラズリ

 

色彩と印象

ラピスラズリの深い青は、広大な夜空や宇宙を思わせる色です。散りばめられた金色のパイライトは夜空に輝く星のようにも見え、古くから人々はこの石に神聖さや叡智を見出してきました。

その青は、答えを与える色ではなく、問いを深める色です。見るたびに内側へ引き込まれるような、深海のような深さを持った色です。

 

考察

迷いの中で答えを探すとき、自分自身と静かに向き合い、本来進むべき道を見つめ直したいときに、その深い青は心を落ち着かせ、視野を広げてくれるような印象を与えます。

外側へ向かうより内側へ深く深く掘り下げていくような働きをする石。古代から「叡智の石」と呼ばれてきたのは、知識を積み重ねることではなく、大いなる真理とつながる力を持つからでしょう。ラピスラズリは、その道筋を静かに照らしてくれる石です。

 

お見立てで現れる人物像

  • 真理や本質を探究したい方
  • 内側へ深く掘り下げ、自分自身と向き合いたい方
  • 迷いの中で静かに道を見つめ直したい方
  • 叡智や高次元のものとつながりたい方
  • 知識ではなく真理で物事を捕えたい方
  • 心を落ち着かせ、視野を広げたい方
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