アメシスト/Amethyst

アメシスト/Amethyst

宝石名 アメシスト


 

基本データ

項目 内容
鉱物名 クォーツ(石英)
英名 Amethyst
化学組成 SiO₂(二酸化ケイ素)
結晶系 三方晶系
モース硬度 7
比重 2.65
屈折率 1.54〜1.56
複屈折率 なし
光学性 一軸性正号
光沢 ガラス光沢
劈開 なし
断口 貝殻状
多色性 二色性 濃淡の紫色
主な産地 ブラジル、ボリビア、インド、マダガスカル、ナミビア、ロシア
一般的な処理 加熱・照射
誕生石 2月

 

特徴

鉄の含まれた無色のロッククリスタルに放射線を当てるとアメシストになりますが、一方で市場には天然・未処理のアメシストも多く存在します。
クォーツの変種であり、アメシストを加熱するとシトリンやプラシオライトになります。
またシトリンやプラシオライトを照射するとアメシストに戻ります。
同じ石でも色が違うとエネルギーは全く変わります。
クォーツを知るほどに、「色」の持つエネルギーの大きさを感じるのです。

 

色彩と印象

紫色の濃淡。赤紫はパープル、青紫はバイオレット、どちらのアメシストも存在します。
紫の石というのは意外とないもので、アメシストの他にはサファイア、また紫寄りのタンザナイトくらいのものかもしれません。
その中でもアメシストは本当に「スカッと紫」。
色のエネルギーを思い切り体現してくれる石だと思います。
高貴さは私たちにとってもとても大切な要素。
必要以上にへりくだらない、卓下しない。誇りを持って生きること。
そんなことを感じながらこの石を身につけていただけたら嬉しいです。

 

考察

「アメシスト(Amethyst)」という名前は、ギリシャ語のamethystos(酔わない)に由来します。ギリシャ神話ではバッカスという神にちなんでこの石には酒の酔いを防ぐ力があると信じられ、アメシストで作られた杯でワインを飲む風習もありました。

中世ヨーロッパでは、紫は王侯貴族や高位の聖職者だけが身につけることを許された高貴な色でした。そのためアメシストは、王冠や司教の指輪、十字架など宗教的・王権的な装飾品にも多く用いられています。

仏教でも紫色は最高位の色の一つとされ、精神性や尊厳を象徴する色として大切にされてきました。日本では僧侶の紫衣(しえ)がその代表例であり、紫は古くから特別な意味を持つ色として受け継がれています。アメシストが世界各地で特別な宝石として扱われてきた背景には、その美しさだけでなく、「紫」という色そのものが持つ歴史と文化が深く関わっています。

 

お見立てで現れる人物像

  • 自分の尊厳や誇りを大切にしたい方
  • 必要以上にへりくだってしまいがちな方
  • 精神的な深みや内面を大切にしたい方
  • 高貴さや品格を身にまといたい方
  • 自分らしい言葉や表現で人と関わりたい方
  • 心の静けさと内なる強さを取り戻したい方
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